2005年08月16日

軽んじてないかなぁ。

松沢神奈川県知事を直撃…「ゲームで殺人は、やりすぎ」


> 悪影響を与えそうなものから青少年をなるべく遠ざけようという趣旨の青少年保護育成条例があります。

GTA3が対象になることを僕自身は否定するものではない。実際、低年齢層には確かに行き過ぎた発想の内容という面はあるように思うし、これを何とかしたいと思うのは一向に構わないと思う。
ただ、怖い。そもそもこういう方針の条例があることがものすごく怖い。要するに行政というある意味偏った立場から見た「感じ」だけで、規制ができてしまうわけだ。


> ゲームファンの間には「規制の根拠となる基準があいまい」「もっと残忍なゲームもある」「ゲーム業界つぶしだ」などの意見もあり、なぜ同ソフトを“狙い撃ち”したのか、知事の意図をいぶかる声も多い。これに対し、松沢知事は「私には、ゲーム業界をつぶす意図などは、まったくない。一言で言えば、子供相手にテレビゲームで殺人を体験させるというのはいくらなんでもやりすぎでしょう、ということです。今回の規制は、そのことを業界に伝えるための、一種のエクスキューズ(口実)です」と語る。

この内容を見ればわかるように、これだけ県民から声があってもなお、知事の回答は回答になっていない。我々が聞きたいことは知事の心情ではない。「何を持ってやりすぎと判断するのか」である。例えば仮に、今後神奈川県民層を強く意識したゲームが企画されたとして(まぁ無いとは思うが。sakusakuのゲーム化とかそんなところか?)、メーカーは何を基準に出せると判断すれば良いのだろう。それを考えただけでも、感情論で話すことなど意味がない。

知事定例記者会見の報告を読んでも、規制がまるで業界団体の怠慢を補うべく自分たちが進んで規制を行なったとも読み取れる記述があるが、少なくとも業界の怠慢なのではなく規制に踏み切ることが難しかったに過ぎない。それだけ定義が困難なのだ。業界がそれだけ苦労しているものを、どうして外野が簡単に出来るんだか。

ダメと言うことは簡単だが、やはりその定義を曖昧にしたままでは、業界そのものを危機に落としかねない。現状がゲームに終わっているからそれでもまだ大して大事ではないように思われるが、娯楽として対象が広がれば、あっという間に問題は大きくなってしまう。最初にも書いたように、規制そのものを批判する気はない。だがもう少し慎重な姿勢を知事には見せてほしかった。
posted by かんぱねるら at 00:33| Comment(0) | TrackBack(1) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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ゲームVS松沢
Excerpt: ゲーム規制で物議をかもす神奈川県知事の松沢ですが、GTAを狙い撃ちしたのはただの口実で【ゲームで殺人はやりすぎ】との主観で自主規制するように働きかけたことを暴露しました。http://www.yuka...
Weblog: 黒星君ブログ
Tracked: 2005-08-22 01:35